22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する 資本主義の行き詰まりを説く言説は、多々あるようだが 本書の著者、成田悠輔は、ゆくゆくはお金そのものが消滅するであろう、と予測する。 コロナ禍中、財政出動が頻繁に行われた。 お金がどんどん刷られ、赤字国債がますます増える。 そんな経験を経てみると、最初からベイシックインカムで制度設計をした方が、合理的ではないか、と… コメント:0 2025年03月29日 読書 エッセイ 続きを読むread more
寿命はなぜ決まっているのか 長生き遺伝子のヒミツ ジュニアを対象にして書かれている本にしては、とても難しい。 ヒトの寿命を決定する複数のファクターの関係性が複雑なため、細胞分裂の各段階を追いながら、そこで作用する様々な因子の意味を問い始めるときりがないような気もする。 それだけ人の一生を決めるDNAの配列が精妙を極めているということでもあろう。 一方、遺伝子は年齢… コメント:0 2025年03月22日 読書 エッセイ 続きを読むread more
「人を殺したが・・・」 文豪たちの妙な話 正宗白鳥の「人を殺したが・・・」が収録されているので、本アンソロジーを手に取った。 度肝を抜くタイトルだが、本文庫の半分を占める。 他に、夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介、梶井基次郎、佐藤春夫、谷崎潤一郎、久米正雄、太宰治、横光利一。 明治生まれの小説家による作品は、一般小説とミステリの境界に位置し、作家にとって人… コメント:0 2025年03月13日 読書 ミステリ 続きを読むread more