ミステリーの人間学 これから一体何を信じて生きていけばよいのだろう・・・? 10代の若者を襲う困惑でも社会人一年生の戸惑いでもない。 これが初老の女の嘆きなのだから、さまにならない。 意地でも生き抜く気構えを示さなければならない時に、青臭い絶望感に取りつかれる。 ほんと!残りの人生に、わずかでも意味を見出そうとすれば、たちまち青… コメント:0 2024年05月25日 続きを読むread more
「紅麴」サプリ事件の深層 を読んで 世界6月号より (サプリも)少し整理しなくちゃ と言うくらい、その人はずいぶんたくさんのサプリメントを飲んでいたようだ。 いかにも効きそうなキャッチコピーや体験談が、テレビなどのメディアにあふれんばかりに紹介される。 ついこの間、紅麹由来のサプリメントによるものと思われる健康被害がニュースになった。 まだ因果関係は明らかにな… コメント:0 2024年05月10日 続きを読むread more
意見が嫌われる時代の言論 「世界1月号」より ミステリーを読むことは、私にとってひとつの現実逃避の手段であることは否めない。 けれど、それが全く無意味な営為に終わらないのが読書の妙味である。 (これは決して強がりではない) 岩波の月刊誌「世界」の装丁その他がリニューアルして、ちょっぴりおしゃれになった。 といっても中身が変わるわけではない。 雑誌「世界… コメント:2 2024年01月07日 続きを読むread more