ホームでの上映会

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ホームでは毎日、上映会が開かれる。
一か月ごとのプログラムがリーフレットで配られるので、観たい作品はチェックしておく。

5月26日は、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(2002)
スティーブン・スピルバーグによるコメディで、ご覧になった方も多いだろう。
フランク・W・アバグネイル・Jrという、実在する詐欺師の物語で、この人物はその経験を買われ、服役後は連邦捜査局に勤めたり、金融詐欺のコンサルタント会社を経営している。
自著に「世界をだました男」がある。
何とも痛快なキャラクターである。
この資本主義社会では、法令さえ守っていれば、何をやっても罪に問われない。
主演のディカプリオのなりすまし詐欺に爽快さを覚える、そのこころは、だますことへの欲望だ。
必ずしも経済的な目的があるわけではない。
そもそも俳優という職業じたい、だますことだ。
その役者が詐欺師を演じるとどうなるか…
弾けたコメディになること必定だ。

6月1日には「マダム・イン・ニューヨーク」(2012)というインドの映画。
姪の結婚式準備の助っ人として、インド人の主婦が単身ニューヨークへ旅立った。
彼女は英語ができない。
そこで起きる騒動の数々。
人情話である。
主役シュリデヴィ・カプールの大きな瞳に惹きつけられる。
オードリー・ヘップバーン以上だ。

6月2日の今日は、「ゴジラ-1.0」
2023年に公開された、最も新しいゴジラ映画だが、アマゾンプライムで無料配信中だ。
製作費15億円も、アメリカでは安いそうだ。
特撮の技術はよく分からないが、あの巨大怪獣のリアリティに感心する。
ゴジラの寓意するところは言うまでもない。
しかし映画は、あまり恐くない。
反戦の教訓映画にしてしまうと、かえって面白くないだろう。
2014年ハリウッド版「ゴジラ」の記事を過去のブログに掲載しています。
ご覧いただけるとうれしいです。

https://freeport.seesaa.net/article/201408article_2.html?1719387717

自室にテレビがないので、大きなプロジェクタースクリーンで観られるのがうれしい。







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