近況報告を兼ねて

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テレビで「やすらぎの郷」というドラマが放映されたことがあった。
倉本聰の脚本で、往年の大女優、俳優が老人ホームの入居人を演じる「大人向け」のドラマだった。
その舞台となる老人ホームに、川奈ホテルをロケ地に選んでいたのが印象に残っている。
(余談ながら、このホテル自家製のフルーツケーキが好物で、何度注文したかわからない)

もともと熱心にテレビドラマを観る方ではないので、ゴルフコースを発祥とするホテルの、階級社会の面影を残すレトロな趣に魅せられた。
というわけでドラマの内容に立ち入るほど詳しくはないことを予め断っておく。

ドラマは芸能界の引退者による世界を描いており、一般の老人ホームとは異なるとはいえ、認知症や死者の幽霊の出現、若かりし頃の恋の思い出、・・・etc.
華やかさや露出度の違いはあるものの、生老病死の苦悩は万人に平等に訪れる。

まず、認知症の問題は、行政が血眼?になって取り組んでいるように目下の急務だ。
認知症は老化現象だから難しいんじゃない?、と問う私に、最新情報に詳しいスタッフがこう話す。
いえ、いえ最近は認知症を病気と考えるようになってきていますよ。若い時から対策をとることが大事とか・・・
などと言われると、もう遅いかも
と、諦めムードに陥らざるを得ない。
忘れっぽいのは、スマホによる検索に頼り過ぎるばかりではないようだ。

入院中の母が電話口で「お父さんどうしてる?」と突然言った時は、まるで幽霊に出会ったかのようにびっくりした。
それまでふつうに話していたのに。
まだらぼけ、とはこのことか…
父がもう40年近く前に逝ったことを忘れてしまっている!!

認知症状のなかで、時間は一体どのように流れているのだろうか。

私の昨今の大きなテーマになりつつある「時間」
時間を克服すれば、人は不死でいられるかもしれない。
柄にも合わず、形而上学的思考に誘われる今日この頃だ。


※ 川奈ホテルについては以下のページにレポートしています。

https://freeport.seesaa.net/article/201505article_7.html


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7月23日、土用の丑の日のランチは、鰻のちらし寿司


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’22.7.23

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