ステイホームで年賀状を書く

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年賀状の売れ行きが好調だったという。
駅の改札前で、郵便局員たちが寒そうに足踏みしながら出店しているのは、いつもの歳末風景だ。
今年はステイ・ホームの影響か、年賀状を通じて、旧知の仲とふれあいたい。
そんな思いで、簡便なメールよりも年賀状を選ぶ人が増えたのかもしれない。

私も、今日こそはと思い、年賀状作りにいそしんだ。
といっても、簡単に済まそうと考える一方で、始めてしまうと写真のレイアウトや色彩、フォントが気になって、結構手間取った。
何よりも、年賀状の冒頭の賀詞を素直に選ぶことができない。
「頌春」という言葉が好きだったが、これは一般に目上の人には使わないということを、最近になって知った。
コロナの猛威が続くことが予想される新年に、明けましておめでとう、とは習慣に過ぎなくても、あまりにも虚礼過ぎやしないか、という気持ちが頭をもたげる。

年賀欠礼のはがきが来ているのをうっかり忘れていて、プリントしてしまったり
再婚して苗字が変わった人に、旧姓のまま印字してしまい、直後に気づいたり。
名簿の更新ができていないし、注意力不足でボンミスが続く。
そういえば、亡父は年始に名簿整理をして、宛名だけは毛筆で書いていたものだ。
私も、直筆で一筆は添えようと考えるのだけれど、心温まる、新年を寿ぐような気の利いた一言がなかなか出てこない。
最後に古い字体を篆刻した印を捺して、何とか格好をつけた。

生憎の雨模様…
日本海側や山沿いは「とんでもない雪」になるだろうと予報されている。
ついでだからという言葉に甘えて、隣室のMさんに投函をお願いする。

いつの間にか年賀状が来なくなった年上の友のことに考えた。
やはり出すべきだったかしら、と微かに後悔している自分がいる。


※ 冒頭の写真は、ガーベラ、ポリシャス、ベアーグラス、ドラセナ(12/25)


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ケイトウ、エリンジウム、コアラリーフ、ユーカリ、こしょうの実(染めてある)


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レイトショーでは、「ラスト・クリスマス」が上映された。(12/25)
クリスマスらしく、心が温かくなるものを、とイベント係のスタッフは考えたのだ。
実は、重いテーマの隠れたメルヘンだった。

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12月26日 夕ぐれの風景

この記事へのコメント

遊歩
2020年12月31日 19:34
空様

 私も亡くなった友人に賀状を出そうとしたことがあります。郵便ポストに入れる前に、点検して気が付きました。多くの人がコロナに触れたでしょうが、1回だけにしたいですね。
 お元気で、よい年を迎えてください。今年も素敵な文章と写真、ありがとうございました。
2021年01月01日 20:23
遊歩さん、ありがとうございます。
私は名簿から亡くなった友人の名前をなかなか削除することができないのです。
多難な幕開けとなりましたが、今年もどうぞ宜しくお願いします。

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