住宅型有料老人ホームを選ぶ時注意すべき点は? 近況報告

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実印を必要としたので、7月末に実家に帰った。
10日ばかりの滞在の後、ホームに帰参。
その間に、13室ある3階に新たな住人が入所されていた。
まだ現役の方で、お見かけするのは週末だけのようだ。

一年以上も、3階フロアのたった一人の住人だった私は、にわかに緊張した。
地下の共同浴室に行く時も、ラフな格好でシャワーキャップまで被っていたのだが、これからはそういうわけにはいかないだろう。

この有料老人ホームは住宅型なので、空室に「商談中」の表記がいくつか掲げられている。
それでも老人ホームに変わりはないので、入所者のなかには、もっと健康管理や医療相談に力を入れて欲しいという要望が絶えない。
一方、ホーム側はプライバシー遵守を楯に、踏み込んだ介入(世話)に躊躇する。
高額の分譲マンションの3倍近くの管理費、介護度に応じた生活支援費、食費などを合算すると、月額利用料はとても年金で賄える額ではない。
それにも増して、一代限りの利用権としての入居費は、一流企業の退職金を超えている。
それなりの対価を支払う側としては、もう少しケアを厚くして欲しいと願うのは当然だろう。
将来の安心が必ずしも担保されない「住宅型」は選ぶ時、は要注意である。

奥様に先立たれて10年以上独り暮らしを続けてこられた方が、入所してはじめて
「退職金とはこういうところに使うものだということがわかりましたよ。それにしても国の年金というのは有難いですなあ」
と、嘆息する。
これからの若い世代には到底望めない状況である。

「家が一番!」とは誰もが言うことだ。
住み慣れた地域で最後まで生活することの安心感は、意識する以上に大きい。

ホームの介護スタッフは時に家族にかわる役割を担うことになる。
この仕事に就く人に、相応の見識と技術が必要とされる理由である。
必ずしも適性のある人ばかりが働いているとは限らない。
近い将来、さらに人材不足が危惧されるこの業界
同種の機能を持つ施設だけはどんどん建つようだが…

コロナ禍で医療崩壊が懸念される今日、介護崩壊も同様の課題であることは間違いない。



※ 8月7日に届けられた冒頭のアレンジは 手毬草 リンドウ ケイトウ ワックスフラワー ルリタマあざみ


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ケイトウ 菊(オランダ産) ヒペリカム リュウカデンドロウ グレビレア(オーストラリア産) ドラセナ


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ピカソ(カラー) スターチス リンドウ トルコキキョウ 


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リンドウ(山形産)


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ヤシの葉 ドラセナ キキョウラン (以上、沖縄産)
カサブランカ オリエンタル(新潟産) スターチス(福島産)

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ライムライト(あじさい) グリーン アナスタシア(菊) ピンポン菊

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ロビーに用意されたデトックス・ウォーター

この記事へのコメント

2020年08月10日 16:38
ご実家に戻られている、たった10日間の間に、大きな出来事があったのですね。ご近所さん(?)ができたのは、良いような,気が重いような・・・。
空さんが選ばれた施設は、一般の人はなかなか手が届かないものかと思いますが、そこに働く人も、相当のレベルであって欲しいですね。
ウリ坊は現在、ワンオペで両親の生活支援をしていますが、遠くない未来に、施設に入って貰おうと思っています(本人達には全く,その気はありませんが)。
ただ、そのためには、かなりの下調べが必要だと,記事を拝見して再認識しました。
2020年08月13日 14:20
ウリ坊さん、ありがとうございます。
空のいる施設は、この沿線の、たとえば東急系の老人ホームと比べれば、まだ安い方だと思います。
それでもなかなか新規の入居者がいません。
将来の安心を求める買い物なのですから、サービス内容や看護・介護者などスタッフの教育、財務内容の十分な検討が必要です。
契約書面はすみずみまで読んで、小さなことでも疑問点は解消しておくべきです。
入居してから、こんなはずではなかった、と思うことがないように。
入居後、90日のクーリング・オフ期間がありますが、施設の運営状況が明らかになるのは、それ以後のことです。
通うのに楽なように、ご自宅近くの施設を推奨します。

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