長野へ・・・志賀草津高原ルート
万座プリンスホテルの源泉は75℃なので加水しているが、源泉かけ流しである。
日本有数の、硫黄分の濃厚な温泉である。
到着日はあいにくの雨模様だったので、まず温泉に入ることにした。
白濁した湯。
山もまた濃霧に閉ざされて白一色の世界である。
草津の湯は、湯の花を沈殿させて取り除いているので透明な湯であるが
(宿によっては湯の花を戻し入れて白濁させているところもある)
万座温泉のお湯に比べると、はるかに酸性度が高く、刺激が強い。
(皮膚がぴりぴりしてくるので、上がり際に、さっと真湯に浸かるとよい)
対して、万座温泉の泉質は、皮膚の敏感な人にもちょうどよい感じだ。
ホテルには女湯専用の露天風呂だけでも3か所ある。
ひとり大きな露天風呂に浸かっていた人が、あちこちの温泉の評価を聞かせてくれた。
乳癌の手術の後、万座周辺の温泉をよく訪れるという。
熱心に話されるので、こちらの方が湯あたりしそうになった。
1800mという標高と、美味しい空気と泉質が体質にぴったり合うような気がする。
最後の日も、眠気覚ましに早朝、湯に入ってから朝食。
そうして再び白根山に向かった。
帰路は、志賀草津高原ルートを走るバス行である。
春通行が再開する頃は、雪の壁ができるそうだ。
途中、国道最高所の渋峠を越える。
今年は夏でも薪トーブを焚くことがあったそうだ。
湯田中を経て、果樹園のりんごの赤い色が目につくようになってくるとやがて長野。
長野は暑く、2時間弱のバス行で、秋から夏に逆戻りした感じだった。
下界へ下りてきたという気が強くして、何だか少しがっかりした。
初秋の万座は涼しく、軽井沢のように俗っぽくないので、自然を愛する人におすすめである。
手頃なトレッキングコースがいくつもあり、四季折々楽しむリピーターも多い。
渋峠
今年は4月22日に開通している
’09.9.4
つづく
万座温泉旅日記 完








この記事へのコメント
草津~長野、けっこう長い距離走ったんですね。
でも窓の外の景色が素晴らしいから単に移動しているという感じではないんでしょうね。
>渋峠 国道最高地点ですか。鉄道の最高地点が野辺山ですから、長野県は「山国」なんだな~!と実感させられますね。
>下界へ下りてきた 徒歩で下りて来ると徐々にですから気がつきませんが、車で一気に下りると空気の違いが如実ですからその感が強いですね。
以前、チベット・ラサ(標高3,300m)から飛行機で1時間半の四川省・成都(500m)に着いて、飛行機から降りた瞬間、まとわりつくような空気と騒音、臭いに、まさに「下界に下りた」感じがしたのを思い出します。
車窓から、ぼんやりと移りゆく風景を眺めるのが大好きです。
ラサから成都への変化には及びませんが、空気の違いは如実です。